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JMFAナチュラル美生活協会

​花育活動

「Hanaiku」~ Foster a child's mind

​農林水産省HPより抜粋

 ー 花育活動 ー
  近年、花きの需要は低迷し、これからの花き産業の振興を図るためには、新たな花きの楽し み方を提案するとともに、日常的に花を楽しむ生活の普及に努めていくことが必要です。
  そうした取組の一つとして、農林水産省では、花きの多様な機能に着目し、花きを教育、地域活動等に取り入れる取組を新たに「花育」として位置づけその推進を図ることにしています。

​JMFAナチュラル美生活協会の花育

「花育」とは、子供たちが花と触れ合うことで、右脳を活性させて才能を引き出したり、心を豊かに育む活動です。その人材の需要は、教育現場・育児・家庭・企業など幅広い分野で伸びています。
花育士講座では、子供の感性や能力を引き出す為の接し方や、花育活動の実践方法のスキルを学びます。取得後は、様々な「花育」活動に参加できます。

​花育活動

当協会は、花育士資格を持つ卒業生と花育活動に力をいれております。​

都内の小学校をはじめ、幼稚園・保育園・企業・介護施設など、活動の場を広げております。

​また、卒業生たちも各地域にて、花育士として活動しております。

​企業様とコラボ

企業様のイベントなどの花育ワークショップを多数開催しております。

​SDGsを取り入れた花育イベント、社員様への研修など、多様なスタイルで開催可能です

JMFAナチュラル美生活協会までお問合せください

​◆ファンケル銀座スクエアにて「SDGs親子花育」

​◆区立小学校にて 「巣立ちの会」子供たちで装飾

​◆区立小学校にて

花育に参加​された卒業生からのコメント  谷口祥代さん

2018年8月末に花育アドバイザーの資格を取得したあと、今回初めてアシスタントとして、区立の小学校1年生3クラスを対象にした11月の土曜日の活動に参加しました。

 

基本的に全体の進行は講師の先生が対応し、アシスタントは分担して子どもたちのサポートに回りました。対象の児童は小学校1年生だったので、少し固い茎は切りづらい時もあり、そんなときはアシスタントとしてハサミの使い方のお手伝いをしました。また、ゴミを集めたり、花瓶に水を入れる際のサポートをしましたが、今回なにより有意義だったのは、子どもたちが自分だけの力で作り上げていく作品を一緒になって楽しんだり、驚いたり、褒めてあげたりする中で、どの子もみんなすごく嬉しそうに自信を持って取り組んでいく様子を間近で見ることができたことでした。

 

アシスタントとして各テーブルについていると、お花に関する印象や疑問など、子どもたちがいろいろ話しかけてきてくれます。にぎやかだったり、少し恥ずかしがり屋さんだったり、いろいろな個性の子どもたちがいる中で、こちらの受け止め方によってどの子もみんなそれぞれ生き生きしてくる様子には、とても心温まるものがありました。同時に、花育アドバイザーとして、参加する子どもたちの個性や性格をきちんと受け止めて、尊重しながら進めていくことの大切さも感じました。

 

出来上がった自分の作品に、どの子もみんな満足そうで、すごく嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。「お花に興味なかったけど、お花が好きになった!」と話してくれた男の子もいて、花と接する楽しさを素直に感じる子どもたちの純心さに、こちらもずいぶん癒やされました。

 

上手にできるかどうかに関係なく、自分がいいと思ったスタイルで花と向き合うことで、自分の中にある垣根を外して、すごくのびのびと自由に楽しめるんだなぁということを、改めて感じました。特に今回は小学校1年生の子どもたちが対象だったので、反応がなおさら素直だったと思いますが、子どもでも大人でも、「自由に好きなようにやってみる」機会は、いまの時代にはずいぶん制限されていますし、フラワーレッスンに通う私自身でさえも、毎回ちょっと戸惑うこともあります。そういう中にあって、色も形も質感も全部違うそれぞれのお花と直感的に向き合いながら、自分の感性で自由にやってみる機会を作ることの意義は、実際に花育活動に参加してみて改めて感じられました。

 

この日は学校の父母参観日でもあり、たくさんの親御さんたちも見学されていましたが、授業のあと、出来上がった作品を嬉しそうにお母さんに見せる子どものはにかんだ笑顔がとても印象的でした。

朝早くからの活動でしたが、アシスタントとして参加した私自身にとっても、子どもたちの健やかさを通じていろいろな気づきを得られる意義深い時間となりました。今後も花育活動を通じて、誰もが自信を持って自らの感性を花開かせていく機会を作っていきたいと強く感じました。

​◆キッズイベントにて